三条市「D+5 ART GALLERY」で音楽とアートのコラボイベント「SONIC FESTIVAL 2012 」、オープニングイベントでCandle JUNEさんもあいさつ (2012.6.3)

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音楽とアートのコラボイベント「SONIC FESTIVAL 2012 / MEMORY -NIIGATA」のアートエキジビションが2日から10日まで初めて三条市須頃、「D+5 ART GALLERY(ディ・アンド・ファイブ・アート・ギャラリー)」で開かれており、初日2日は午後6時からオープニングイベントが行われた。

「D+5」で「SONIC FESTIVAL 2012 / MEMORY -NIIGATA」オープニングイベント
「D+5」で「SONIC FESTIVAL 2012 / MEMORY -NIIGATA」オープニングイベント

2005年から毎年、新潟市で開かれている古俣自動車販売「ソニック ジ エレメンツ」=新潟市西区小新南2=代表の古俣勇一さんが主催するプライベートイベント。出演者はすべて古俣さんが直接、オファーし、企画している。

当初は音楽イベントだったが、09年からキャンドルアーティストのCandle JUNEさんが空間演出で加わるなど年々、アートとのコラボイベントの色を濃くしている。

オープニングイベントであいさつする主催の「ソニック ジ エレメンツ」の古俣勇一さん
オープニングイベントであいさつする主催の「ソニック ジ エレメンツ」の古俣勇一さん

一方、新潟市にあった福田画廊は、ヒロタカデザイン事務所から同社1階フロアの利用を提案されて一昨年から企画、運営しているのが「D+5」で、同所に拠点を移した。福田画廊と懇意のアーティスト、今井龍満さんの作品を古俣さんが購入するなどで福田画廊と古俣さん親しくなり、アートギャラリーでの「ソニフェス」は「意外性があっておもしろい」(古俣さん)と今回、初めて新潟市を出て「D+5」で開くことになった。

ART EXHIBITIONの参加者はCandle JUNEさんをはじめ、今井龍満さん、JUN WATANABEさん、イナムラシンヤさん、高木耕一郎さん、外川大作さん、hickory03travelersさん、Mao Simmonsさん。約100坪のギャラリーのスペースにそれぞれの作品を一堂に展示している。

「D+5」をディレクションをする福田さん(左)、ヒロタカデザイン事務所の船久保社長(右)
「D+5」をディレクションをする福田さん(左)、ヒロタカデザイン事務所の船久保社長(右)

加えて音楽イベントが9日午後6時半から新潟市中央区「新潟LOTS」、10日午後6時から「D+5」で開かれる。出演は「新潟LOTS」がACOさん、so-to from wyolicaさん、HIFANA × 鎮座DOPENESS & DOPING BAND、「D+5」がbirdさん、二千花さん、DE DE MOUSE + Takashi Yamaguchiら。音楽、アートとも国内で活躍するアーティストが名を連ねている。

オープニングイベントには約100人が来場し、「D+5」を企画運営する福田画廊の代表、福田雄司さん、ヒロタカデザイン事務所の船久保孝志社長、古俣さん、Candle JUNEさんがあいさつ。また、Candle JUNEさんが空間演出したキャンドルとのコラボで、キャンドルの光のなかでMao Simmonsさんがライブペインティングを行った。

「D+5」で「SONIC FESTIVAL 2012 / MEMORY -NIIGATA」オープニングイベント
あいさつするCandle JUNEさん

Candle JUNEさんはあいさつで、東日本大震災で被災した福島の支援活動を中心に話した。長野県出身だが、新潟には故郷のような意識があり、中越地震があってに新潟に来るようになってことしで8年目と話し始めた。東日本大震災以後は、震災につながりのあることだけに集中している。

 東日本大震災の被災地への思いを話す
東日本大震災の被災地への思いを話す

メディアは不本意なことを書かれて全部断っていたが、震災後は「自分の小ささにびっくりしました」。できることを全部やろうと、どんなメディアでも少しでも福島の良さを知ってほしいという思いで1年間やってきた。

日本の原発行政が変わるチャンスと思ったが、来したのと全然、違う世界になり、「やれないこともことしはやると決めた」、「自分ができないことがあったら、できる人に頭を下げればいいや」と考えるようになり、「そのパワーの源になっているのが新潟だと思ってるし、そう伝えている」、「新潟があるから今のCandle JUNEがある」と新潟でのつながりに感謝した。

社団法人「LOVE FOR JAPAN」として原発地域のお母さんたちと一緒に中越地震震央地でおいしいコメを作るプロジェクトに取り組んでいる。酒や夜遊びもやめ、体も心も弱くなったと思うが、その分、子どもたちやおじいちゃん、おばあちゃんと接するのが楽しくなり、「だいぶCandle JUNEも変わったなと感じておりますが、こんなCandle JUNEも嫌いじゃないかなと思っております」と胸の内を自分を諭すように静かに語りかけていた。

Candle JUNEさんによる空間演出とMao Simmonsさんのライブペインティングをのコラボ
Candle JUNEさんによる空間演出とMao Simmonsさんのライブペインティングをのコラボ
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