燕市吉田大保町、フード&バー「noanoa(ノアノア)」(石橋勝行店主)で3日夜、手相やカードを使った占いが行われ、恋愛や仕事に悩む若い女性人気だった。
占いを行ったのは、12年前から新潟市で整体院&フェイスケア「ホリスティックスオフィス・ヒラノ」を経営する平野晴山さん(50)、貴子さん(39)夫婦。晴山さんはふだんは「カイロ整体の先生」と呼ばれるが、もうひとうつの顔は「開運手相占い師」。要望があれば占いも行い、各地でイベントに参加することも多く、燕三条周辺でもおなじみだ。
この日は晴山さんが手相占いとネーティブアメリカンの動物をモチーフにした44枚のカードからなる「メディスン・カード」を使った占いを30分1,000円で行った。恋愛については貴子さんが「天使カード」、「女神カード」と呼ばれるカードを使った占いで補足した。
この日は女性ばかり10人が占いを受け、店内はほぼ満席のにぎわい。「子どもはほしいけど、だんなはほしいわけじゃ…」、「今の仕事を続けていった方がいいでしょうか」と、恋愛と仕事に関する相談がほとんだった。
晴山さんは「手相は3カ月あれば変わるからね」、「いい影響を受けるようにしてください」、「いたずらに時間を費やさないように」と運命にゆだねるだけでなく、開運をアドバイスしていた。
晴山さんは、「メディスン・カードは潜在意識とリンクできるのがおもしろい」と言う。石橋店主は2年ほど前から店内で占いなどのイベントを行っており、「お客さんに楽しんでもらえればそれで十分です」と話していた。