初めての子ども版広報紙の発行に向けて燕市が募集した子ども記者に、6日までに9人の申し込みがあり、滑り出し好調だ。
募集対象は燕市内小学校の5、6年生。6日までに申し込んだ9人は、5年生2人、6年生7人で、男女別は男2人の女7人。地区別では燕地区4人、吉田地区と分水地区が2人ずつと、計ったようにバランスのいい申し込み状況だ。
申込書には、子ども記者に応募した理由を書いてもらっている。そこには、取材や写真撮影に興味がある、小学校生活の最後の思い出に、新聞記者にあこがれてる、ジュニア検定とつばめっ子かるたで知らないことがあったので燕のことをもっと知りたいなど、積極的な動機が書いてある。
子ども版発行のきっかけは、ことしの「広報つばめ」1月1日号に掲載した巻頭特集で、鈴木力市長が対談した小学生のアイデアだった。それを具体化し、夏休みに子どもたちから取材してしてもらい、「広報つばめ」10月15日号とあわせてその子ども版を発行する。
初めての事業なので、担当の地域振興課広聴広報係は小学生の反応を心配していたが、受け付け初日から申し込みがあり、10人ていどとした定員もほぼクリア。「思った異常の反応で意欲的で驚いてます」と喜んでいる。
15人から20人くらいの申し込みがあっても対応できそうなので、引き続き興味のある子どもたちの申し込みを待っている。子ども記者の任期は7月1日から10月15日まで。申し込みは6月15日までに広報広聴係(吉田庁舎)へ電話(0256-92-2111、内線254)かファクス(0256-92-2110)、電子メール(koho@city.tsubame.niigata.jp)で。