9日に三条市で開かれた11回目の「三条マルシェ〜ごった市@ホコテン」で、通算来場者20万人を達成。20万人目となった家族に国定勇人市長がプレゼントを贈って大台突破を祝福した。
三条マルシェは、官民が協働して歩行者天国で三条市のすてきなサービスを提供し、中心市街地の活性化や地産地消を図るイベント。平成22年9月の第1回から前回5月の開催で19万1,500人が来場している。
今回は三条別院から本寺小路、昭栄通りをホコテンして65の出店があった。この日、新潟県を含む北陸地方などが梅雨入りし、あいにくの雨降り。さすがに客足は鈍かったが午後1時半ころ20万人を達成した。
20万人目となったのは、燕市南1に住む長沼大輔さん(35)、美香さん(36)夫婦と燕南小6年青空さん(11)、同2年暖人君(7つ)の家族4人。大輔さんは仏壇金具製造会社で夫婦とも三条市出身で結婚を機に燕市へ移り住んだ。
三条マルシェは数回目の来場。三条別院本堂前のイベントステージで国定勇人市長から花束を受け、箕輪勲三条マルシェ実行委員長から次回の三条マルシェのポスターに家族の似顔絵が掲載されることを発表した。
国定市長は、「皆さま方から足を運んでいただいたからこそ、こんなに早く20万人目を迎えることができた」と感謝。国定市長は「どうですか、三条マルシェ?」といきなり青空さんにマイクを向け、青空さんは「楽しいです」。
「燕にもほしい?」に「ほしいです」、「じゃあ、一緒にやろうね」に「はい」と、まるでネタ合わせでもしたかのように青空さんは間髪を入れず答え、国定市長は「ということで次回から燕三条マルシェになるかもしれませんけれども、また大いに盛り上げていきたい」と笑わせ、三条市と燕市の架け橋になるような家族の20万人目を喜んでいた。