燕商工会議所(山崎悦次会頭)は11日、6月2日に新潟市・新潟ゴルフクラブで開いた第4回会頭杯ゴルフ大会のチャリティーなどで集まった10万円を燕市に寄付した。
毎年恒例のチャリティーで昨年は東日本大震災の義援金に充てるということもあって25万円の寄付だった。ことしの大会は同商議所会員163人が参加。パー3の10番ホールでワンオンしなかった人がペナルティーとして500円を寄付し、それで集まった7万5,000円に同商議所が加算してちょうど10万円にして寄付した。
午前11時に山崎会頭が市役所に訪れてのし袋に包んだ寄付を鈴木力市長に手渡した。使い道は燕市に任せ、鈴木市長は「子ども夢基金が好きなので」と同基金に充てることにした。
山崎会頭は、大会当日は好天に恵まれ、78歳の人が年齢と同じ78の打数で回る「エージシュート」が出たこと、前日の日本ツアーで韓国の17歳の女子高生ゴルファー金孝周(キム・ヒョジュ)さんが日本女子プロゴルフツアー最年少優勝をしたことなどゴルフについて話した。
山崎会頭が社長に就く山崎金属工業=燕市大曲=といえば、先にテレビ番組でユリ・ゲラーがスプーン曲げの挑戦に失敗した同社のスプーン「コブラ」が全国的に注目を集めている。「コブラ」の復刻版を限定販売していることや、先の全国市長会でも「コブラ」が話題になった話にも花が咲き、山崎会頭は「ユリ・ゲラーも悔しいだろうから、悔しかったらもう一度、来いと(リベンジを)アプローチしているんです」と反響の大きさを喜んでいた。