三条市議会の6月定例会初日の11日、役職改選を行って議長に熊倉均市議(自由クラブ)、副議長に横山一雄市議(清流)を決めた。
午前10時に開会し、会期を11日から26日までの16日間と決め、正副議長選挙などを行った。正副議長の任期は同議会の申し合わせで2年としており、2010年5月に役職に就いた下村喜作議長、西川哲司副議長のそれぞれが辞職。それぞれ指名推薦による選挙を行い、いずれも全会一致で決定した。
熊倉市議は議長就任のあいさつで、「議長という重責に身の引き締まる思いがしているところでございます。公平、公正な議会運営、市民の皆様に信頼される議会でありますよう、一生懸命、務めさせていただきたいと思います」と支援と協力を求めた。
副議長に就任した横山市議は、「浅学非才でございますが、議会は市民のもの、さらに開かれた議会、市民に親しまれる議会とうたって副議長の職務をまっとうしてまいる所存でございます」と、あいさつした。
熊倉議長は三条市長沢在住、63歳。新三条市5代目の議長で、2005年5月の三条市合併以来7年で初めて旧三条市出身市議以外の議長の誕生となった。法政大学卒業で自営業。平成11年4月25日に旧下田村議会議員に初当選して2期務め、合併で現三条市議となって3期目。
横山副議長は、三条市麻布在住で73歳。加茂農林高校卒業で農業。平成11年4月25日に旧三条市議として初当選し、2期を務め、新三条市議として3期目。