家電販売小売店などでつくる新潟県電機商業組合三条支部の青年部(馬場裕司部長・9人)は13日、三条特別養護老人ホーム「長和園」=三条市大野畑=で恒例のボランティア作業を行い、施設内約150カ所の照明器具の点検や清掃を行った。
「まちの電気屋さん」といわれる三条市内の家電販売の店主らが同支部の会員。日ごろから世話になっている地域へ感謝の気持ちを返したいと毎年、青年部の企画で行っているボランティア作業で、最初は三条市の老人の家などで行い、10数年前から長和園で行っており、今回21回目。
この日は、親会の三条支部員と青年部員の計9人が参加して、午前9時から正午ころまで作業した。自前の脚立、バケツやぞうきんを持参して、手分けして居室や食堂、廊下などの蛍光灯や電球を一つひとつはずしてふき、器具を点検。必要な場所では、器具の修理や交換も行った。
同施設では、照明器具などは職員が管理しているが、電機の専門家のボランティアには感謝しているといい、作業中には施設の利用者からも「明るくなった、ありがとね」などと声をかけられるという。