三条市北入蔵3、(株)ハーモニック(柄沢利文社長)は15日、5月に開催した「ハーモニックゴルフ コンペ」のチャリティーに寄せられた善意など20万円を三条市社会福祉協議会と県央福祉会に10万円ずつ寄付した。
三条市社会福祉協議会には、午前10時に同社の柄沢侑子取締役と松崎市夫総務部長の2人が訪れ、小林東一事務局長に善意を包んだのしぶくろを手渡した。
「ハーモニック ゴルフコンペ」は、毎年5月に同社の柄沢憲司会長が主催し、全国の取引先が参加しており、ことし27回目。20年以上前からチャリティーコンペとして、参加者から寄せられた善意を三条地域の医療機関や交通安全協会、子育て支援センターなどに寄付している。
ことしは5月24日に長岡カントリー倶楽部で開催し、遠くは九州から171人が参加した。パー3のホールでワンオンしなかったら500円、全ホールで3パット以上なら500円のチャリティーに協力を求め、合計16万5,500円が寄せられ、それに柄沢会長が3万4,500円を加えてちょうど20万円の寄付にした。
同社は社員809人の3分の2近くを女性が占める。寄付が子育て支援につながればさらに職場で女性が活躍できる。障がいをもつ人の雇用にも取り組んでいるため、障害者支援にもつながればと、三条市社会福祉協議会と県央福祉会の福祉関連の2団体への寄付とした。
三条市社会福祉協議会では、社会福祉基金に積み立てて、障がい者支援など同社の希望に沿うように大切に使うと話していた。