三条市民プールの屋外プールがことしも15日、オープンした。青空の下、オープンと同時に数人が今シーズンの屋外初泳ぎを楽しんだ。
屋内温水プールは1年を通して利用できるが、屋外プールの利用は毎年、6月15日から9月15日までの3カ月。あわせて冬料金の半額の夏料金となっている。屋外プールがオープンしている間は、それ以外の月の約3倍になり、昨年、1日の利用人数が最も多かったのは7月17日の598人だった。
屋外プールは、50m×20.9mで日本水連公認の9コース。深さは1.3から1.6m。シーズンオープン初日の午前中は、晴れて水温は24度まで上がったが、夏本番には30度近くまで上がるという。
屋外プールのフェンスには、外に向けて「屋外50mプール営業中」とある大きな横断幕を掲げた。まぶしい日差しのなか、水しぶきをあげていた三条市の75歳の男性は、最初に水に入ったときは冷たいと感じたが、「爽快!。屋外は気持ちいいですよ」と、屋内では味わえない気持ち良さを満喫していた。
同市民プールの夏料金は、高校生以上200円、中学生以下100円、ロッカー代は1回20円。毎週土曜日は、中学生以下の子どもは無料になる。
利用時間は午前10時から屋外は午後7時まで、屋内は日曜と祝日が午後7時まで、それ以外は午後8時まで。月曜と月末は休館。利用には水泳キャップを着用し、屋外プールは水の事故防止のため小学生以下はおとなの付き添いが必要。