NPO法人信濃川大河津資料館友の会(早川典生理事長)は、16日午後2時から信濃川大河津資料館=燕市五千石=で燕市分水良寛史料館の西海土寿郎館長を講師に河川文化講演会「大川津 川港」を開くので、広く聴講を呼びかけている。
かつて舟運は人とモノの輸送手段として重要や役割を担った。越後でも信濃川をはじめとして多くの川を舟が行き交ったが、明治から大正にかけて鉄道網が整備されるとその姿は徐々に消えた。
今では川船は観光の色合いが強いが、大きな災害が続く現代では、心豊かな暮らしのアイテムとしてだけでなく、緊急時のライフラインとしても舟運は見直されるべきとの視点もある。
今回の定例事業の講演会では、西海土館長から明治、大正期の信濃川での舟運を中心に語ってもらい、4時半に終わる。受講は事前の申し込みは必要なく、受講したい人は直接、会場へ出向く。問い合わせは友の会事務局長の五十嵐晃さん(電話:090-2673-6596)へ。