24日午後1時から三条東公民館で無料のフォークコンサート「NIIGATA フォークジャンボリー2012 in 県央」が開かれる。県外も含む6つのバンドや個人が出演してフォークソングをたっぷりと聴かせてくれ、この日の夜に燕市でコンサートに出演するプロギタリスト、吉川忠英さんもサプライズゲストとして登場する。
出演は燕市と弥彦村を中心に活動するフォークトリオ「ブラザーズ・スリー」、三条市在住の小学校時代からのオヤジフォークコンビの「野村深沢」、三条市、燕市、十日町市在住のメンバー構成の男3人組「舘恭介&トラッドソウル」、全県で活動する夫婦のフォークデュオ「Kazmin' com」、静岡県からPPMなどをレパートリーとする夫婦デュオ「WOODY BELL」、東京都から参加の男性ひとりの弾き語り「すみだ川」。
そしてゲストの吉川忠英さんは、1971年に伝説のフォーク・グループ「THE NEW FRONTIERS」のメンバーとして渡米し、和楽器を取り入れたフォークロック・グループとして注目を浴び、「EAST」と改名して全米デビューも果たした。
帰国後はシンガーソングライター、スタジオ・ミュージシャン、アレンジャー、プロデューサーとして活躍し、アコースティックギターの第一人者として、中島みゆき、松任谷由実、福山雅治、夏川りみ、加山雄三、Chageなどのレコーディングに参加し、全国ソロライブツアーも精力的に行い、季刊誌「ACOUSTIC GUITAR MAGAZINE」(リットーミュージック)に『チューエイのスタジオ日記』を執筆している。
コンサートではそれぞれが演奏したあとは、フォークソングの名曲を来場者と一緒に歌うコーナーもあり、懐かしいフォークソングを聴いて歌って過ごしてもらう。
9月2日に新潟市音楽文化会館で行われる新潟県内のアマチュアフォークソング愛好家が一同に集うイベント「NIIGATA フォークジャンボリー2012」の県内巡回版として開かれる。巡回版は4月15日の三条市から新潟市、柏崎市で計8回の計画されており、三条市では4月15日、6月24日、8月12日の3回計画され、三条市音楽協会が主催する。
入場は無料、問い合わせは「NIIGATA フォークジャンボリー」(電話:090-2161-0439)へ。また、吉川忠英さん出演の燕市でのコンサートは24日午後6時半から「酒楽家 まん咲」=秋葉町1=で「みちのくギター旅2012」として開かれ、入場料は前売り3,500円、当日4,000円。