燕市立分水中学校(新井政明校長)は20日、総合的な学習の時間に職業講話を行い、地元で働く15業種の人たちによる講話を1、2年生から選択して聞いてもらった。
業種は警察官、消防士、自衛官、建設業、美容師、整備士、鍼灸師など。体育館や教室の会場に分かれ、講話20分と質問10分のメニューを3回、繰り返した。
生徒はあらかじめ聴きたい講話を選択して、生徒ひとりが都合3つの業種の講話を聞いた。それぞれの講話の司会も生徒が進行。メモを取りながら聴き入り、あらかじめ用意した質問のほかにも、講話の内容を受けて質問する生徒もいた。
同校ではキャリア教育の一環で3年前から毎年、1、2年生を対象に職業講話を行っている。生徒の職業に対する関心を高め、仕事の大変さや喜び、やりがいなどを感じてもらうのがねらいで、2年生はこの後に行う職場体験の前段階の意識付けという意味もある。