三條蘭亭会(井上雨石会長)は22、23、24の3日間、ことしも三条市中央公民館で第25回書道展を開き、会員の作品など41点を展示している。
三條蘭亭会は、日本書法教育会で学ぶ三条市や燕市を中心とした書道団体。三条、燕、新潟の6人の師範とその教え子など会員は高校生から90歳までの63人。
昭和60年設立の翌年から平成16年の7.13水害の年を除いて毎年、同公民館を会場に書道展を開いており、1年間の勉強の成果を発表している。ことしは25回目で四半世紀の区切りの回だ。
作品は、会員34人の40点と賛助出品の長谷川白楊日本書法教育会理事の1点の計41点。テーマは設けず、作品はかい書、行書、草書、隷書、仮名や漢字とさまざま。墨一色の書であるが、絵画展のように色とりどりの作品を鑑賞するような感覚だ。
開催前日の21日夜は、井上会長をはじめ出品会員が同じ会場を使っての25回目の展示作業を行った。
第25回書道展は、午前9時から午後5時までで、最終日24日は午後4時半まで、入場無料。だれでも鑑賞できるので、気軽に足を運んでほしいと来場を呼びかけている。あわせて、同会では会員も募集している。