三条市議会6月定例会最終日の26日、東日本大震災で発生した災害廃棄物の試験焼却や最終処分場の放射線対策工事の予算などを含む平成24年度一般会計補正予算が、起立多数で可決された。
補正予算は、7月1日に供用開始の新清掃センターでの放射線等検査委託料や測定器など含む清掃センター費625万5,000円、放射線セシウムの吸着ネット設置の工事など最終処分場費2,141万2,000円、鉄道コンテナでの運搬を想定した廃棄物運搬委託料や放射線等検査委託料などのごみ対策事業費297万4,000円。
市環境課によると、今後、三条市とともに広域受入れを表明した県内4市と相談し、搬出元の岩手県と協議して検査方法や輸送手段など具体的な協議を行いたいとしている。