夏越(なごし)のはらえの30日、田上町羽生田、土生田(はにゅうだ)神社で夏越会(なごしかい)が開かれ、半年詣りの茅の輪くぐりが行われる。
午後5時から本殿で大はらえ式を行って5時半に浄火点火。「書」の奉納式とコイこく振る舞い、御神酒振る舞いのあと6時から茅の輪くぐり神事と神輿渡御、7時から護摩堂太鼓の演奏、7時半から茅の輪のくぐり納めが行われる。
大はらえは6月と12月のみそかに行われる除災行事で、12月の年越しのはらえは一般的だが、それと比べると6月の夏越のはらえはあまり知られていない。夏越の大はらえで多くの神社が茅の輪くぐりを行う。
境内に茅草で編んだ輪の設置し、中を左まわり、右まわり、左まわりと「8」の字に三回通ってけがれをはらう。
同神社では昨年から茅の輪くぐりを行っている。12月の年越しのはらえ以降の半年間の無病息災、家内安全を祈り、残り半年を無事に過ごす。とくに安産祈願、厄年の人、成人を迎えられた人、半年間あまり良いことがなかった人に参拝を勧めている。
午後7時からは境内をライトアップし、参道にタケ灯ろうをともおして神事を行うので、参拝を待っている。