三条市立井栗小学校のPTA(大山隆夫PTA会長)は6月30日、同校グラウンドで創立110周年記念「第3回地区対抗運動会いぐりンピック」を開き、同学区の子どもからおとなまで約250人が参加して地域の交流を深めた。
行事を通じて学区内の各地区の交流を深めようと毎年開いている。地区対抗運動会。毎年秋の開催だが、ことしは秋に同校創立110周年記念式典もあるため、夏開催となった。
同校児童とそのきょうだいや親、地域の人など各チーム60人前後と同校教諭も含めて約250人が参加した。綱引きの「パワーロープ」、大玉送りの「大玉超特急」、「しっぽハンター」、「Big mounten 60'リレー」の4種目を行い、同校学区を東部(井栗、北野、白山)、南部(西潟、三柳)、中部(鶴田)、西部(塚野目)と昔ながらの呼び名の4チームに分けて対戦した。
ラストを飾るチーム対抗リレーの「Big mounten 60'リレー」は、子どもとおとなの混合で1チームから48人が出場。1周約200メートルのグラウンドを4つに分けて1人50メートルずつを走るリレーで、スターターピストルを合図に6年生男子から夏空の下でスタートした。
各チームから「頑張れー!」と大きな声援が上がり、それに応えるように子どももおとなも、砂ぼこりを上げて懸命に走っり、バトンを渡した。応援のお母さんは、「お父さん、明日、休みで良かったよ」、「熱、入り過ぎ〜」と、笑って力が抜けてしまいそうなかけ声もあり、気持ちのいい汗をかいていた。
結果は1位中部、2位東部、3位南部、4位西部の順。閉会式では1位の中部チームの代表児童に大山会長から優勝トロフィーを手渡して終わった。