第2回ロボコンジャパンカップでの日本チャンピオンを目指して、7月1日午前9時半から三条商工会議所でエントリーするロボットの作成教室が開かれた。
ロボコンジャパンカップは、燕三条青年会議所主催で2006年から毎年開かれた「ロボコンチャレンジカップ」を前身に、2011年から発足した主に燕三条JCのOBと現役を会員とする特定非営利活動法人ロボコンジャパン(丸山光博理事長)が代わって主催。昨年は約130人が出場した。
有線のコントローラーで操縦する市販のロボットのキットを組み立て、障害のあるコースを走行させ、ピンポン玉を相手の陣地に移動させるなどして競うゲーム。9月23日に三条商工会議所で開かれる第2回ロボコンジャパンカップに向けて8月から9月にかけて「にいがた」、「つばめさんじょう」、「ながおか」の県内3会場で予選大会が開かれる。
予選大会に出場するためのロボットを作ってもらうのが、ロボット作成教室。7月に新潟会場と長岡会場で2回ずつ、燕三条会場で6月から8月にかけて4回開き、この日は燕三条会場の2回目。
出場する3年生以上の小学生約50人がその家族と一緒に参加。説明書に従って製作し、完成するとさっそく試走させてでき具合を確かめ、操作の練習をした。
子どもたちが製作に熱中するのはもちろんだが、それ以上に打ち込んでいたのがお父さん。子どもが製作に疲れると、子どもの存在を忘れるほど集中してマニュアルと首っ引きのお父さんもいて、父の尊厳もかけて取り組んでいた。
すでに参加者の申し込みは締め切っているが、ロボットの作成教室はまだ2回残っており、作成が間に合うようなら参加できる。詳しくは新潟会場は県立自然科学館(電話:025-283-3331)、尚画家会場はときめきロボコンクラブ(電話:090-3980-6354)、燕三条会場はNPOロボコン事務局(電話:0256-46-0818)へ。