今年度3回目の「三条マルシェ〜ごった市@ホコテン」は8日、三条別院から本寺小路、昭栄通りを歩行者天国にして開かれる。ロンドン五輪男子サッカーに三条市出身の酒井高徳選手が出場が決まったため、今回は急きょ応援セレモニーを行うことになった。
応援セレモニーは午前9時半からステージイベントの会場の三条別院境内の特設ステージで行われれ、酒井選手の家族を招いて花束、寄せ書き、千羽鶴、三条東高校書道部による応援メッセージなどの贈呈が行われる。
三条マルシェは6月の前回と同じく三条別院から本寺小路、昭栄通りを歩行者天国にして行い、76店舗が出店。うち20が新規店舗だ。前々回から海外の料理で出店しているカナダ出身の三条市国際交流員ピーター・カーターさん(25)は、今回はインド料理の「バターチキンカレー」で出店。世界中で人気のこくのあるクリーミーな甘口カレーを提供する。
新企画で「三条マルシェスタンプラリー」を行う。今回出店のうち協賛店20店舗がスタンプラリーに参加し、それぞれが会場で台紙を配布。次回8月26日の三条マルシェまでに協賛店20店の実店舗すべてを回って台紙スタンプを押してもらうと、次回三条マルシェで協賛店が提供したプレゼントがもらえるという趣向だ。
一方、日本料理小山屋=本町2=では、午前10時半からと午後1時半からの2回、三条まちなか落語会「落語を聞く会」が開かれる。新発田市出身の落語家で二ツ目の三笑亭夢吉さんが出演。各回定員50人で、料金はおとな1,500円、小学生1,000円。フリードリンク、水菓子サービスがある。予約は行わず、三条マルシェのついでに立ち寄ってもらう。
三条マルシェは、官民が協働して歩行者天国で三条市のすてきなサービスを提供し、中心市街地の活性化や地産地消を図るイベント。平成22年9月に第1回から11回目となった前回で来場者通算20万人の大台を突破。今回の三条マルシェのポスターには、20万人目となった長沼大輔さん(35)=燕市南1=の家族4人の似顔絵がデザインされている。
今回も午前10時から午後3時まで、雨天決行。三条地域振興局と市役所三条庁舎からシャトルバスを運行する。ステージイベントの内容は次の通り。