国定勇人三条市長は10日の記者会見で、前日9日に発生した住民記録システムのトラブルに伴う一部業務停止について、10日には証明書コンビニ交付サービスを除くサービスは仮復旧し、「原因そのものはつかんだところでありますけれども、その後の対策ということで今、システムのベンダーともども全力を挙げて復旧に当たっている」とした。
このシステムトラブルにより9日は3庁舎合わせて15人に証明書などを交付できない状況になった。
9日に「住民基本台帳法の一部を改正する法律」が施行され、これに向けて三条市はその前日にサービスを停止するなどして必要な住民記録システムの改修を行った。検証も行い、9日朝は順調に稼働したが、午前10時半からトラブルが発生。新た印鑑登録、住民異動や戸籍異動受け付け直後の住民票や保険証の発行、証明書コンビニ交付サービスができなくなった。
その後、新システムや国保との連携でシステムに大きな負荷がかかっているのが原因とわかった。証明書コンビニ交付サービスの復旧は翌11日以降になるが、それ以外のサービスは10日朝方に仮復旧した。