燕商工会議所(山崎悦次会頭)と首都圏等人材交流特別委員会(委員長・細川哲夫燕商議副会頭)は、24日午後3時から燕商議所で東京証券取引所グループの森谷敬取締役と東京証券取引所上場推進部の小沼泰之執行役員を講師に金融セミナーを開く。
セミナーのテーマは「日本市場の活性化と企業経営(東証の日本経済応援プロジェクト)」。長引くデフレ、深刻化する労働人口の減少、大規模災害などを背景に、歴史的に極めて困難な状況にある一方、団結して困難を乗り越えようとする活動が高まり、個々の企業でも円高を武器に海外展開を加速する企業が増加するなど、前向きな取り組みが数多くみられるようになっている。
そうしたなか、証券市場を通じた日本の復興支援が必要との認識に立ち、将来の日本を担う企業を育成し、資本市場に生きた経済の血流が循環するよう、証券市場から日本経済を応援するプロジェクトなどについて、国際経済の話も含めて話してもらう。
今回のセミナーを主催する両団体はことし3月、燕市と首都圏の業界が交流し、マッチングを図ろうと「東京つばめ交流会」を開き、燕市30人、首都圏50人の約80人が参加して盛況だった。
そこに参加していたのがセミナーの講師を務める東京証券取引所グループの森谷取締役。元日本銀行で文書局長、新潟支店長を務め、燕市へも足しげく通った時期があった縁で交流会に出席した。席上で何か燕市の役に立てることはないかと考えたなかで、今回のセミナーを企画したもので、経営者や国際金融に興味のある人などに参加を呼びかけている。
参加は無料、定員50人で申し込み順で締め切る。参加したい人は申し込み書を事務局の燕商工会議所総務課(電話:0256-63-4116)あてにファクスする。詳しくは総務課へ。