三条クラフトフェア実行委員会は11日、「第5回三条クラフトフェア in 槻の森」のチャリティー販売の善意27万円余りを東日本大震災と福島・新潟豪雨の復興支援に役立ててほしいと三条市に寄付した。
午後3時に高橋恒夫実行委員長をはじめ実行委員5人が市役所を訪れ、国定勇人市長に27万4,130円の善意の入った箱を手渡した。
三条クラフトフェアは6月23、24の2日間、三条市総合運動公園内の槻の森運動公園の芝生広場で開かれ、全国から工芸作家などが180の店を出店。すべての出店者から1点ずつチャリティー販売の作品を提供してもらい、チャリティー価格で販売した。
また、初日23日は3万人と、2日間とも県内外から大勢の人が来場する大盛況で、来場者の多さに出店者も驚いていたという。
あわせて、マイカーでの来場で混雑し、会場周辺では時間帯によってはかなりの渋滞が発生。同フェアの反省会でもシャトルバスなどの必要があったと話した。
国定市長も初日の午前中は渋滞のため会場に行くのをあきらめて出直したと言い、バス、会場、トイレなど市としても考えないといけないとも話していた。