鈴木力燕市長が市民と対話する3回シリーズのふれあいトークの2回目は10日夜、分水公民館で開かれ、出席した市民は30人余りにとどまった。
1回目と同じく前半は、鈴木市長がプレゼンテーションソフトを使って最近の市の施策を話し、後半は出席した市民の質問や意見を聞いた。
3人の市民が質問や意見をした。内容は1年間500人の燕市の人口減に歯止めをかけることはできないか、分水地区の道路は車道と歩道の段差が大き過ぎる、野球のナイター照明は節電に反するのではないか、自治会という名称の押しつけはおかしい、市は情報公開で個人情報を出しているのではないか、観光協会の寄付金が半強制的なのおかしいなど。
昨年の同公民館でのふれあいトークと同じ質問や、そもそも事実関係に関する勘違い、市が関与してない問題もあったが、それぞれについて鈴木市長や市の担当者から適切な回答があり、質問した人は十分に納得したようすだった。
ふれあいトークは昨年と同様に燕、吉田、分水の各地区で1回ずつ計画。4日開いた燕地区でも出席者は昨年の6、7割で、今回の分水地区も昨年の半分ほどにとどまった。
次回は最終回の吉田地区で、12日午後7時から吉田産業会館で開く。鈴木市長の話は、子ども医療費の助成、救急救命センター、県立武道館誘致、デマンド交通、新庁舎建設など市民の関心が高いものにフォーカスしており、気軽な来場を呼びかけている。