国道八十里越地点開発促進期成同盟会は、26日午前10時10分から県境トンネル「9号トンネル」只見側入り口で八十里越開通に向けた「歴史的な第一歩」となる福島県只見町と三条市の小学生らによる県境初越え記念の子ども交流イベントを行う。
県境トンネルの只見側入り口から只見側へ架かる橋が完成しておらず、仮橋となっている。この部分だけは暫定的にでも車両は通行できず、歩行者なら通行できる状態。この仮橋の両端まで只見町と三条市の小学生約20人ずつが車で来て、仮橋を歩いて渡って両市町の小学生でテープカット、長岡国道事務所から小学生に県境初越え証明書交付を行う。
その後、子どもたちは三条市下田地区の森町小学校で交流会を開き、出席する同盟会委員は工事現場視察と総会を行う。
県境トンネルは2010年秋に貫通した。昨年秋にも両市町によるイベントなどが見込まれたが、昨年の新潟・福島豪雨で両市町はもちろん、八十里越の工事現場も大きな被害を受けて先送りになっていた。