燕市でこの夏休みも8月8日から10日まで2泊3日の長善館学習塾、参加する市内小学校6年生を募集 (2012.7.19)

漢学者鈴木文臺（ぶんたい）が江戸後期に燕市粟生津に開いた私塾、長善館の精神を夏休みに市内の小学校6年生から学んでもらおうと燕市教育委員会は粟生津公民館で8月8日から10日まで2泊3日の長善館学習塾を開くので、参加者を募集している。

昨年の長善館学習塾のようす

8日午前8時から10日午後4時までたっぷり3日間のスケジュール。英吾や漢詩の学習から、歌を練習して特別養護老人ホームの慰問、中ノ口川でカヌー体験、市内史料館見学、花火なども行う。

燕市内の小学校では昨年から毎日15分ていどの反復学習などを行う燕長善タイムという時間を設けるなど、地元にゆかりの長善館にちなんだ学習意欲を高める取り組みを行っている。長善館学習塾もその一環で、長善館の遺風を今の子どもたちに伝え、学校では得られない体験学習をと昨年から行っており、小学校生活最後の夏休みの思い出にと、子どもたちの参加を呼びかけている。

対象は市内の小学校6年生で定員20人、参加費は食材費、飲み物代、宿泊用具代を含めて5,000円。定員に達したら締め切る。参加申し込みは7月26日まで中央公民館（電話：0256-63-7001）、吉田公民館（電話：0256-92-4111）、分水公民館（電話：0256-97-2703）で受け付ける。問い合わせは中央公民館へ。

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