燕市内で21、22日と燕地区の第41回飛燕夏まつりと分水地区の第41回分水夏まつり、21日と27、28、29日と吉田地区の第55回吉田まつりと、ことしも3地区で燕市夏まつりが繰り広げられる。29日は昨年、東日本大震災で中止した燕大花火大会が復活。ことしは「燕はひとつプロジェクト」の一環で新しくつくった「よさこい踊り」が各地区の夏まつりお披露目される。
第41回飛燕夏まつり
飛燕夏まつりは通行止めした商店街メーンストリートを中心に行われる。実施内容はほぼ例年通りだが、毎年2日目に行っていた無料でふるまう大なべとバーベキューを1日目に移したのに注意。また、市営駐車場が売却して使えなくなった代わりに、大曲交通公園と燕駅間を結ぶシャトルバスを2日間とも午前9時から午後9時まで20分間隔で運行する。
21日午前9時40分からの交通安全・音楽パレードで幕開きし、正午からNTT跡地で大なべとバーベキューをふるまってパレード参加者からも食べてもらう。午後1時半からよさこいソーランで10団体が出演、3時半から燕1000人みこしとよさこいソーランが行われる。
22日は午前7時からJA越後中央総合管理センター広場でふれあい野菜市、10時から商店街メーンストリートでは、つばめいちで地製品即売バザール、フリマ、屋台村、移動販売車、チビッ子広場などが行われる。
一方で、特設ステージでは10時からフラダンス、10時半から郷土芸能太鼓の響演、午後0時40分から燕の新しい「よさこい踊り」披露、1時10分から燕舞ストリートダンスフェスティバル。そして5時からメーンストリートで民謡タイム&燕甚句踊り流し大会、7時からの燕ばやし大会でフィナーレを飾る。
第41回分水夏まつり
分水まつりは例年通り。21日午後0時半からお祭り広場でのたるみこしオープニングセレモニーに始まり、午後2時から願王閣で家内安全護摩祈祷勤修、同時刻に分水公民館から市役所分水庁舎に向けて交通安全パレードが出発する。
夜は6時から諏訪神社ー地蔵堂本町通り間で分水みこしと子どもみこし、6時半から市民音楽ステージとカラオケ、8時から民謡流しと仮装盆踊り大会、同じく8時から諏訪神社で宵まつりが行われる。
22日は午前10時から諏訪神社の例大祭斎行で始まり、午後1時半にみこし渡御が出発。2時からチビッ子カラオケ、4時15分からヲミワケ太鼓、5時半から子どもたちによるよさいこやダンスがあり、さらに燕の新しい「よさいこ踊り」も披露。7時半からの太鼓の響演で締めくくる。また、21日正午から22日午後9時まで新潟大栄信用組合前で350年の伝統を誇る地蔵堂本町屋台の展示も行う。
第55回吉田まつり
吉田まつりはこれまで2日間だったが、今回は27、28日をメーンに、21日は午後2時半から粟生津小学校で粟生津まつり、29日午後5時から吉田北体育文化センターで北地区ふるさとまつりと、2つの地区が吉田まつりとは別の日程になり、4日間と長くなった。
27日は吉田駅前を中心に行われ、午後7時から吉田太鼓龍神会の演奏に始まり、燕の新しい「よさこい踊り」、吉田民謡流しで「吉田ばやし」と「吉田繁盛ぶし」、最後はよさこい吉田&竿灯まつり。
28日はビジョンよしだ駐車場にメーン会場を移し、午後5時15分から吉田太鼓龍神会に始まって子どもみこしもみ合い、踊り、燕の新しい「よさこい踊り」、よさこい吉田繁盛ぶしと続き、7時40分から町内で仕立てる山車が吉田駅前へ向かって終わる。
燕大花火大会
燕大花火大会は29日午後8時から9時まで大河津分水路河川敷で行われ、180発とスターマイン17組を打ち上げて燕市夏まつりを終わる。
昨年の各地区の夏まつりの人出は、燕2万9,000人、吉田3万2,700人、分水2万2,000人。