燕市燕地区の夏まつり、第41回飛燕夏まつりが21、22の2日間、目抜き通り中心に開かれており、初日21日午前9時40分からの交通安全・音楽パレードで幕をあけた。
パレード会場は、穀町から秋葉町までの目抜き通り約1キロの区間。新潟ダビットソンクラブの大型バイクを先頭に、カラーガードが先導する県警音楽隊、燕市の交通安全関連団体、小学生の一輪車隊などがパレード。続く音楽パレードでは、市内の幼稚園と小学校の鼓笛隊が演奏しながら目抜き通りを歩いた。
パレードの途中から小雨がぱらついたが、宮町アーケードの下を歩く区間が長く、予定通りに実施。切れ目のない沿道の観客は、そろいの衣装を着た園児や児童が額に汗を光らせながら熱心に演奏する姿に目を細め、楽しい演奏に手拍子や拍手を送っていた。
パレード終了後は、戸隠神社前で県警音楽隊の交通安全ふれあいコンサートが行われ、心地いい吹奏楽の音色を楽しんだ。続いてよさこいソーランの踊りの披露するなか夕方からが本番の燕1000人みこしの金みこしや鳴子みこしも登場し、まつりを盛り上げた。
午後からは、燕市内の団体が参加してよさこいソーランの演舞を披露。午後4時ころから燕1,000人みこしの、金みこし、銀みこし、鎚起みこしなどが威勢のいいかけ声とともに夜まで商店街通りを練り歩いた。
翌22日は午前7時のふれあい野菜市に始まり、10時からチビッコ遊びの広場、燕舞ストリートダンスフェスティバル、つばめ屋台村など多数のイベントを行い、午後7時からの燕ばやし大会で締めくくる。両日とも午前9時から午後9時まで大曲河川公園駐車場と燕駅間で無料のシャトルバスを20分間隔で運行している。
曇り空から始まったが、祭りの進行とともに雲も吹き飛び、大なべ1,500人分やバーベキューなどを無料で振る舞った正午ころには青空が広がり、夏まつりらしい暑さだ。