燕市立燕北小学校PTAの父親有志でつくる「北の親父の会」(白井悟代表)は22日、第41回飛燕夏まつりの「つばめいち」に出店して遊休品や飲食物の販売を行った。他校や他市の同様のグループとの連携も図ろうと活動している。
燕北小PTAは以前から「つばめいち」に出店しているが、「北の親父の会」の出店は昨年に続いて2回目。メンバーから10人が参加し、昨年に続いて保護者が持ち寄った遊休品を販売するとともに、ことしは飲食物の販売にも挑戦し、フランクフルトやかき氷、ラムネを売った。ことしも売り上げはそっくり東日本大震災で市内に避難している人たちのために寄付する。昨年は約6万円を寄付した。
「北の親父の会」のそもそもの始まりは、燕北小学区の藤の曲保育園の役員が父親だけだった時代があり、その父親たちが子どもが小学校にあがってからも父親同士、子どもたちの活動を軸に酒を飲んでコミュニケーションを続けようと2010年に「北の親父の会」を発足した。
以来、夏の校内キャンプでお化け屋敷を開いたり、ドラム缶風呂を作ったり。ほかにも通学路のごみ拾いや雪かき、グラウンド除草作業などを行っている昨年は黒地に「北親魂」とあるTシャツを製作し、「つばめいち」にもそのTシャツを着て売り子になった。
活動を「北の親父の会」の外側へも広げようと考えている。代表の自営業白井悟さん(42)=寺郷屋=は、「子どもが減り、世帯数が減っています。ほかにも親父の会が連携して大きなイベントをやってみたい。例えば燕小学校親父の会連盟でもできれば」と夢を膨らませる。
昔取ったなんとかで、白井さんは「北の親父の会」のメンバーでバンドを結成し、ことし秋の燕ロック&フォーク フェスタに出演する計画も。「活動に関心や興味のある人はぜひ声をかけてほしいですね」と白井さんは気軽な問い合わせを待っている。問い合わせは同会のホームページから。