平成26年春の三条市の第一中学校区の小中一体校の開校に向けて23日、三条市(仮称)第一中学校区統合小学校校名等制定委員会の第一回会議が開かれ、四日町、条南、南の3小学校が統合する新しい小学校の校名や校歌などの検討をスタートした。
委員に学識経験者3人、学校関係者2人、保護者代表3人、地域代表1人、公募3人の計12人を選任し、長谷川正二教育長が委嘱状を交付した。委員の任期は一体校開校の年の平成26年3月31日まで。委員長に新潟大学教育学部の宮薗衛教授、副委員長に一体校の地元南四日町1・2丁目自治会の上石貞夫会長をを決めた。
同委員会は、統合小学校の校名、校歌、校章、校旗の委員会としての案を検討する。校名は公募を基本に委員会で検討して平成25年2月までに案を決め、教育委員会が選定。さらに同年3月の市議会に上程し、学校設置条例一部改正で決める計画だ。
平成24年度は校名案の決定を重点に検討しながら、あわせて校歌、校章、校旗案も検討する。計画では翌25年7月に同委員会の案を決め、その案を受けて教育委員会が決定。校章と校旗は平成25年12月、校歌は平成26年1月の完成を目指す。
第1回目のこの日は、会議の運営方針や委員会の進め方について決め、今年度は翌25年2月の校名の選定委員会案決定までに計5回の開催の予定を確認。また、次回8月7日は校名の選考方法を協議することにし、事務局の市教育委員会が次回提案する具体的な募集要項のなかの、応募資格や応募方法などについて委員の意見を聞いた。