18日から30日まで燕市に滞在している同市の友好姉妹都市、米国ミシガン州ダンディ村からの使節団は25日、前日の茶道に続いて今度は寺院で書道に挑戦した。
使節団はダンディ高校とダンディ中学の中高校生で13歳から15歳までの女性4人に引率の教師1人。午前10時に燕市国上、真言宗豊山派「本覚院」(渋谷隆阿住職)を訪れ、渋谷住職の手ほどきで半紙に「平和」の字を練習した。
初めて筆を持つにもかかわらず問題なく読める字なのはもちろん、線にも力や勢いがあってなかなかの達筆。書と言うよりはデザインの感覚で「クールジャパン」を体験した。
渋谷快阿副住職が太鼓を披露した。新調したばかりの直径4尺、約1.2メートルの大太鼓。渋谷福祉住職は真言宗豊山派越後仏教青年会太鼓隊「天鼓雷音(てんくらいおん)」のメンバーで、アドリブの演奏を披露した。
全身を使ってたたく太鼓の音は、空気の振動を体で感じられる大きさで、天井からほこりが落ちてくるほど。演奏が終わると大きな拍手で、自分でも太鼓をたたいて太鼓の鳴りを感じていた。