「燕三条ものづくり交流展」と「バリ取り仕上げ加工技術展 in 燕三条2012」が26、27の2日間、燕三条地場産業振興センターで開かれており、合わせて47団体が出展してものづくりや加工の新技術を地元メーカーに紹介している。
「燕三条ものづくり交流展」は会場の燕三条地場産業振興センター「バリ取り仕上げ加工技術展 in 燕三条2012」は砥粒加工学会とバリ取り加工・研磨布紙加工技術専門委員会が主催する。
同センターでは、地域を越えた産業、技術の融合とニュービジネスの創生を図ろうと4年前まで毎年「モノづくりネットワーク交流フェアー in 燕三条」から形を変えて開かれているもので、ことしも昨年と同様の形で開かれている。
両展とも基本的に燕三条地域以外から出展してもらって新技術や新素材、表面処理技術などを地元にメーカーに紹介して、技術開発や効率化に役立ててもらうのが目的。バリ取りは、多くの金属製品の納品前に必要とされるバリ取りに関する砥石やバリ取りブラシ、研磨剤、さらにはバリの出にくい加工技術などを紹介している。
これにあわせてセミナーも開かれており、今回は27日午前10時半から台湾の工業技術研究院の博士によるセミナー「燕三条と台湾の金属加工中小企業との連携」が開かれ、同研究院の出展もある。展示会場は誰でも入場でき、主催者は関心のある人に気軽な来場を呼びかけている。27日は午前10時から午後4時まで。