三条市内3地区の夏まつりの皮切り「2012栄ふるさと夏まつり」が28日、市役所栄庁舎駐車場で開かれ、猛暑のなか切れ目なく行われたイベントや大花火大会に昨年より1,500人少ないものの19,000人(主催者発表)の人出でにぎわった。
正午からの実行委員長の佐藤勝美栄商工会長、国定勇人三条市長のあいさつで開会。日中は、ジャズダンス、よさこい総踊り、かき氷早食い大会、大声選手権などのステージイベント、それいけちびっ子プール、三条凧協会ビニール凧揚げなどのイベント、半羽から揚げやアユ焼きなど模擬擬店が店開きした。
熱帯夜に続いてこの日は昼前に気温が30度を超え、最高33.5度の猛暑で、かき氷や幼児が入る「それいけちびっ子プール」が人気。暑さとロンドン五輪の開会式と重なったせいか、日中の人出は昨年より少ないのではと話す出店者もいたが、しだいに来場者も増え、かき氷を売るコーナーには行列ができていた。
夜は1時間に及ぶ大花火大会でフィナーレで、観覧場所の駐車場は家族連れなどでいっぱいになった。8時の気温は28.7度で、駐車場のアスファルトも暑いまま。レジャーシートなどを通しても熱が伝わるほどだったが、観客はビールやジュースを飲みながら、県央地域で最初の花火大会をゆっくりと楽しんだ。