燕市吉田北体育文化センターで29日夕方から初めての「北地区ふるさとまつり」が開かれ、夕涼みがてら大勢の地域の人たちでにぎわった。
昨年まで燕市吉田地区の夏まつり、吉田まつりの「おまつりステージ」として行われていた粟生津地区と北地区のまつりが、ことしはそれぞれ地域のまつりとして独自性を高めて開かれた。北地区ふるさとまつりは、地元の19の自治会などで実行委員会をつくり、午後5時から屋内ステージ、7時から屋外ステージを行い、屋外には模擬店やフリーマーケットも並んだ。
屋内ステージが昨年までの「おまつりステージ」と同様の内容だが、内容を充実させて舞踊、ダンス、神楽、フラダンスなどを行い、ここだけで約700人が来場し、驚くほどのにぎわいだった。
続く屋外ステージも同様で、小中学生が歌やダンスを披露。吉田まつりで使った山車も披露し、前庭の丘にはトキをかたどってタケを器にしたキャンドルを並べ、親子で時間を忘れて夏の夜を過ごしていた。