「輝く三条 切り拓く技と強い絆」と冠した第8回三条夏まつりの大花火大会が4日行われた。これまで3日間の夏まつりの最終日の日曜に行っていたが、ことしは初めて中日の土曜に設定。昨年を8,000人上回る95,000人(主催者発表)が大輪の花火をゆっくりと楽しんだ。
昨年までは最終日の夕方に三条総踊りを行ってから夜の大花火大会で夏まつりを締めくくるという流れだったが、ことしは大花火大会だけで行った。
メーンの観覧場所、打ち上げ場所の対岸になる信濃川右岸の六ノ町河川緑地は、午前中からビニールシートやござを敷いて場所取りする人も多く、午後7時半の打ちあげ開始には、大勢の人で埋まった。
また、今回初めて、五ノ町交番前で焼きそばや生ビールなどを販売する飲食ブースが設置され、大勢の人が並んだ。さらに、燕三条エフエム放送が生放送とあわせて、すべての花火の協賛者名を観覧会場でもアナウンス。スターマインの協賛企業名を聞き「さすがらね!」、ロックアーティストの矢沢永吉、氷室京介を応援するそれぞれの協賛者名のアナウンスにはざわめきがあるなど、観客を楽しませた。
日中は34.8度まで気温が上がり、午後8時でも27.2度と蒸し暑かったが、観覧場所では川風が涼を呼び、ビールやジュースを片手に次々と開く花火を見上げ、豪華なスターマインには「きれ〜らね〜」、「来てよかった〜」と歓声や拍手が起こっていた。
花火大会の締めくくりは、三条市の小学生佐藤英里ちゃんの歌声にのせた三条市民の豪華なスターマインに続き、瑞雲橋に架けたナイアガラ大瀑布、三条商工会議所の花火で終わった。最終日5日は、夕方から商店街夜店市、夏神輿、三条総踊りを行い、祭りのフィナーレに向かう。