第8回三条夏まつりの最終日5日は、夕方から歩行者天国にした一ノ木戸商店街から中央商店街の通りなどで凧と凧ばやし踊りパレード、三条凧ばやしコラボパフォーマンス、商店街夜店市、夏神輿、三条総踊りを行い、3日間のまつりを締めくくった。
午後4時の凧パレードで最終日をスタート。続く小学生の凧ばやし踊りパレードでは、三条、一ノ木戸、条南、南、四日町、裏館の6小学校児童約530人が参加し、各校の児童が交代で行う三条凧ばやしの歌と演奏にあわせて踊り流した。
午後4時の気温は31.7度で、まだまだ太陽がまぶしいなか進んだパレードでは、炎天下でさらにアスファルトの照り返しもある暑さのなかでもしっかりと踊る児童たちに、沿道の家族などが拍手と声援をおくっていた。
また、今回が初めての「三条凧ばやしコラボパフォーマンス」は、六角凧を並べた中央商店街の交差点を会場に、きらきら保育園の園児や職員の演奏による「三条凧ばやし」、「三条よさこい凧ばやし」にのせて、よさこい団体が踊り、はかま姿の三条東高校書道部が縦5メートル、横7メートルの大きな紙に書道パフォーマンスを行った。躍動感あふれる音楽と踊りと墨の匂いが会場にあふれ、幅広い年代の3者が1つとなったコラボレーションに、観客から大きな拍手が送られた。
続いて、歩行者天国の中央商店街と神明宮近くの2カ所を会場にして「三条総踊り」がスタート。よさこい、フラメンコ、カントリーラインダンス、フラダンス、ヒップホップなど計50近いグループや団体が参加。午後8時半過ぎのフィナーレまで踊りとダンスをつなぎ、内容を見直して新しく実施した三条夏まつりを締めくくった。