業務用ダシや鰹節など製造加工メーカーの(株)フタバ=江口晃社長・三条市川通中町=は7日、先に開いたイベント「フタバ夏まつり」の収益の一部など30万円を三条市に寄付した。
午後2時半に、江口社長と営業部の酒井剛さんの2人が市役所を訪れ、国定勇人市長に善意を包んだのしぶくろを手渡した。
同社は昭和28年に鰹節メーカーとして創業し、来年60周年を迎える。業務用がメーンだったことから流通チャンネルは北海道から沖縄まであるものの、意外と身近なところで知られていなかったと江口社長。
そこで、地域の人にも知ってもらいたいと、7月22日に同社敷地内で「フタバ夏まつり」を開き、同社商品の紹介や販売をはじめ、ダシの飲み比べなどさまざまなお楽しみイベントを行ったところ、1,000人以上が来場した。
大勢の来場者に感謝するとともに、収益の一部と出展企業の協賛金などを合わせて30万円を、三条市のために役立ててほしいと寄付した。市では、「ふるさと三条応援寄附金」として大切に使う。