三条市はロンドン五輪男子サッカー決勝戦に進出したら再びパブリックビューイングを行って三条市出身の代表選手、酒井高徳選手を応援する計画だったが、8日午前1時から行われた準決勝で日本はメキシコに1-3で敗れた。
日本は前半12分、大津選手の強烈なシュートでゴールを決めて先制したが、31分にメキシコにコーナーキックをヘディングで決められて同点に追い付かれた。
後半に入ってメキシコの激しいプレッシャーに日本がボールを前に進めることもできないなか、日本はディフェンスラインでメキシコにボールを奪われてシュートを決められ、失点。1-2と逆転を許した。さらにリスクをとって日本が全員攻撃となった後半のアディショナルタイム、メキシコにドリブルでディフェンスラインを破られて失点、1-3で敗れた。
酒井高徳選手はスタメンに入らず、酒井高徳選手の出場はないまま、日本は3人の選手の交代枠を使い切った。
三条市は7月26日、日本代表の予選リーグ初戦でパブリックビューイングを行い、集まった約260人は優勝候補筆頭のスペインを敗る歴史的瞬間に酔った。その後の試合は深夜の午前1時試合開始で、午後8時の試合開始だった準々決勝は三条夏まつりの大花火大会と重なったため、パブリックビューイングを見合わせた。決勝は11日の午後11時試合開始なので、日本の決勝進出を前提に再びパブリックビューイングを計画していたが、実現はかなわなかった。
この後、日本は銅メダルをかけて11日午前3時45分から行われる3位決定戦に挑む。対戦相手は、8日午前3時45分から行われるもう一方の準決勝、韓国対ブラジル戦の敗者。