NPOふれあいパーク久賀美が同法人創立10周年記念「上杉香緒里チャリティーショー」の協力金から50万円を東日本大震災の被災者のために寄付 (2012.8.9)

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燕市国上、道の駅国上のNPOふれあいパーク久賀美(河上功理事長)は9日、東日本大震災で被災した人たちのために役立ててほしいと先に開いた同法人創立10周年記念「上杉香緒里チャリティーショー」の協力金から50万円を燕市に寄付した。

左からNPOふれあいパーク久賀美の相田事務局長、河上理事長と鈴木燕市長
左からNPOふれあいパーク久賀美の相田事務局長、河上理事長と鈴木燕市長

河上理事長と相田信事務局長の2人が午前11時半に市役所を訪れて鈴木力市長にのし袋に包んだ善意を手渡した。

同法人は創立10周年を記念して8月5日に燕市文化会館で地元の燕市粟生津地区出身の演歌歌手、上杉香緒里さんのチャリティーショーを開いた。初めての創立からの節目を祝う大きなイベント。当初から経費を除いてそっくり寄付に充てることにし、来場者には2,000円以上の協力金を求めて入場整理券を発行した。

入場整理券は680枚がさばけ、直前になって岐阜や三重など県外から訪れた熱烈なファンもいたことから立ち見席も設けて対応。協力金から経費を差し引き、会場に設置した募金箱に寄せられた4万円近くも加えて50万円を寄付した。

チャリティーショー開催の経緯などについて歓談
チャリティーショー開催の経緯などについて歓談

河上理事長らは、チャリティーショーを計画した経緯などを話した。昨年、東日本大震災でふれあいパーク久賀美裏手の「手まりの湯」に避難してたい人もあったことから、何か支援できないかとチャリティーショーを思いついた。それから地元のカラオケクラブの人や関係者が動いて実現した。

初めてのことなので、大量の入場整理券をどうやってさばけばいいかと心配したが、発行開始から1週間とたたないうちに、足りなくなるのではと心配するほどのペースでさばけたと言う。

避難してきた人たちのなかには「燕と言えば道の駅、手まりの湯という人もいますからね」と鈴木市長。河上理事長らは具体的な寄付先を決めていなかったが、鈴木市長は7日夕方に燕市を訪れた福島県南相馬市の桜井勝延市長と面会し、桜井市長から時間がたつほど見えてくる問題があるなどと聞いたことも紹介し、鈴木市長の提案もあって直接、福島県南相馬市に寄付することにした。

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