三条市グリーンスポーツセンター(鳥羽和明施設長)では、3日から26日まで大崎山公園のテニスコート駐車場で「世界の生きたカブトムシ&クワガタ展 in 大崎山2012」を開いており、ヘラクレスオオカブトをはじめ珍しい外国産や国産のカブトムシやクワガタ計25種類を展示している。
昨年から指定管理者(特定共同企業体)の運営となったグリーンスポーツセンターの自然体験活動推進事業の一環として昨年夏に初めて開き、ことしで2回目。珍しい昆虫を見る機会を提供するとともに、生態系の保護、外国産のカブトムシやクワガタの放虫問題などへの意識啓発が目的で、あわせて会場の大崎山を身近に感じてもらいたいとの思いも込めている。
展示しているのは、世界最大で最強といわれるカブトムシ「ヘラクレスオオカブト」、並んで世界最強と称される「コーカサスオオカブトムシ」、ギラファノコギリクワガタ、ニジイロクワガタなどの外国産や三条市内で採取したクワガタやカブトムシなどで、カブトムシ4種類、クワガタ21種類の25種類。
カブトムシなどはすべて生きており、幅20センチ余りの透明なプラスチックの飼育ケースに1匹ずつ入っている。ふたは閉めていないので、写真撮影は自由。注意すればさわることもできる。
世界のカブトムシ&クワガタ展は、入場料1人300円。26日までの午前10時から午後5時までで、13日のみ休み。
また、1回500円でカブトムシのペアが賞品の抽選も行っている。空くじなしで、賞品はカブトムシのペアか昆虫のポスターやキーホルダーなど。
会場は、大崎山のグリーンスポーツセンター施設を目指して山道を登り、施設の手前で左折して坂を下るテニスコートや野外ステージなどの駐車場内。緑の木々の木陰で、オニヤンマも飛び交う場所。昨年は、7.29水害もあったなかで約3週間の開催だったが、親子をはじめ、昆虫に興味のあるおとななど1,000人余りが来場した。