三条高校剣道部OB会(池田弘会長・会員342人)は12日、三条高校体育館で恒例のOB会交流稽古会と交流試合を行い、50人が参加して剣道でたっぷり汗を流した。
毎年盆の時期に行っているもので、剣道部はことしで創部52年になるが、その当時の部員だった上は70歳から現役部員まで参加。とくにことしは卒業して2、3年のOBが誘い合わせて多く参加した。
稽古したのは、上は62歳。蒸し風呂のようになった体育館で1時間、たっぷり汗を流したあと、現役とOBで交流試合。2-2の同点ながらOBが本数勝ちで辛くも先輩の面目を保った。
体育館には3枚の部旗を掲げた。中央の紺地に校章と「三条高校剣道部」とある部旗と左の「闘志」と部訓が書かれた部旗は、創部当初からあったものが2004年の7・13水害で流失し、その翌年に復刻した。そのときにあわせて右の「源泉」と書いた部旗も新調した。
同部の最も輝かしい成績は、1977年の団体男子インターハイ出場。最後に同部OBの光明館道場=三条市直江町4=の草間館長は「あの旗の通り切磋琢磨してください」と後輩を激励した。このあと三条市・「割烹旅館 公楽」で懇親会を開いた。