5日間で100キロ歩く夏休み恒例の「寺子屋つばさ100km徒歩の旅」がスタート、4年生以上の小学生47人が32人の学生スタッフのサポートも受けてゴール目指す (2012.8.15)

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夏の炎天下を5日間かけて100キロ歩く夏休み恒例の「寺子屋つばさ100km徒歩の旅」が15日、三条市下田地区をスタートし、4年生以上の小学生47人は32人の学生スタッフのサポートを受けながら弥彦村のゴールを目指してひたすら足を進め、一歩一歩を積み重ねた。

2012年 第5回 寺子屋つばさ100km徒歩の旅
2012年 第5回 寺子屋つばさ100km徒歩の旅

三条市、燕市、弥彦村の4年生以上の小学生を対象に参加者を募集し、88人から申し込みがあった。学年のバランスを考えてしぼった47人が参加。15日午前8時半に三条市下田地区の「いい湯らてい」を出発し、19日昼前の弥彦村農村環境改善センターのゴールを目指して延べ100キロを歩く。

ここ数日、涼しい日が続いていたが、初日15日の三条は最高気温は34.9度と猛暑日直前の酷暑に見舞われた。リュックサックを背負い、三度笠をかぶった子どもたちは、大きな声で「いーちっ、にーっ、いっちにっ!」と歩調を合わせて下田地区の緑の囲まれた道路を歩いた。

ひめさゆりパークで休憩して水かけ
ひめさゆりパークで休憩して水かけ

計画通りに小まめに休憩し、ひしゃくで水を首筋にかけてもらう水かけで体の熱を冷ましたが、それでも体調を崩してとくに長い休みをとった昼食後は遅れ始める子どももいた。

三条地区に入って初めての休憩ポイント、石川屋では、内山農園=三条市岩淵=がコマツナ、モモ、グレープフルーツ、リンゴで作ったスペシャルドリンクをサービス。ふだんでも十分においしいが、疲れた体には格別で、「何、これ?」、「おいしい!」とフレッシュな味覚に感激していた。

 石川屋で休憩して内山農園のスペシャルドリンクに「おいしい!」
石川屋で休憩して内山農園のスペシャルドリンクに「おいしい!」

ここからこの日のゴール、中小企業大学校三条までは残り1時間。元燕三条青年会議所理事長でもある嘉瀬一洋団長は、「この班のメンバーときょうこれから1時間歩くのは、この時間しかない」と、まだ先の見えない5日間の長い道程だが、ゴールに至る一瞬一瞬が二度と取り戻すことのできないかけがえのない時間である意味を子どもたちに問いかけ、「遅れる子を助けてくれ。歩ける子は」とチームワークを求めた。

子どもたちを励ます嘉瀬一洋団長
子どもたちを励ます嘉瀬一洋団長

この事業はことしで5年目。昨年まで燕三条JCが主催したが、ことしから燕三条JCのOBと現役会員を中心に33人で実行委員会を組織して主催、運営する。しかし実行委員会のメンバーだけでは人手が足りない。それを補ってくれるのが社会人ひとりを含む学生スタッフ32人だ。

大学生や専門学校生がメンバーで、これまで14回にも及ぶ研修に参加した。先に5日間のコースを踏破しており、本番はこれまでの研修の集大成といえる。

子どもたちにとっては、実行委員が親の世代なのに対し、学生スタッフは年の離れた兄や姉の感覚。子どもたちと実行委員の間を結ぶ要となるとともに、学生スタッフにとっても体験学習の貴重な場。とくにことしは参加が多く、広報課を新設して写真やビデオによる事業の記録も学生スタッフが担当している。

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