桐タンスメーカーの(有)茂野タンス店=茂野克司社長・田上町原ケ崎新田=は、26日の午前と午後の2回、高級桐たんすなどの端材を有効利用する第11回親子による桐木工教室を開くので、参加する小学生親子を23日まで募集している。
桐タンスの製作工程で出るキリの端材を焼却せずに小物などの材料として二次利用し、桐材の有効利用を図り、桐に親しみながら親子のふれあう交流の場を提供しようと、小学生親子を対象に年に3回ほど開いている。
午前9時から正午までと、午後1時から4時までの2回に分けて開く。同社は雅子さまや紀宮さまの婚礼桐タンスも納めており、それらを手掛けるタンス職人の指導。まず桐の端材でペン立てを製作したあと、さまざまな形の端材を自由に使って玩具や小物など好きな物を作ってもらう。
参加費は無料で、募集対象は保護者同伴の小学生。定員は各回5組の計10組。毎回、県内各地から参加があり、田上町の同社に来られるなら県外からも参加できる。申し込みの締め切りは23日だが、定員になれば締め切る。申し込みや問い合わせは、同社(電話:0256-57-3610)へ。