ケンオー・ドットコムと県立三条商業高校商業クラブ(近藤葵部長)、三条市で21日、取材講座のワークショップを行った。商業クラブは、月刊の三条中心市街地エリア情報紙「まんなか」で1ページを担当し、自分たちで取材した記事を掲載している。そのスキルアップを図ろうと行われたもの。ワークショップでは参加した商業クラブの3年生4人がそれぞれひとりずつ三条市の地域経営課職員を紹介する記事を取材、執筆する作業を通して取材のこつや写真の撮り方、記事の書き方のポイントなどを学んだ。ワークショップで4人が仕上げた記事をひとりずつ順に掲載する。
国際交流員のピーターさんは料理が大好き、三条の良いところは「人が優しいところ」
ピーターさんはカナダ出身で、三条市役所の地域経営課の国際交流員です。三条マルシェに出店したり、お料理教室を開催したりと、外国の料理を三条市に広めています。ピーターさんは、とにかくお料理が大好き。好き過ぎて、マルシェに出店したいと思い、課長に提案したところ、許可が出て毎月、出店できるようになりました。
ほかにも英語劇という活動をしています。英語劇は小学校一年生から高校三年生の二十三人と活動をしています。まったく英語ができなくても、誰でも参加ができます。不定期ですが、保育園や養護学校を訪問し、英会話や英語の歌をみんなで歌ったりしています。
ピーターさんは三条の良いところを「人が優しいところ」と言います。学生のころに東京と横浜に滞在していたことがあり、都会の人は「冷たい」と感じました。三条市で仕事をしていて楽しいことは、全部だそうです。元々、ピーターさん自身が好きだったこと、やりたかったことを課長に提案して、させていただいてる仕事だから何をしている時も楽しいと。やりたいことが多すぎて時間が足りないのが唯一、大変なことだとか。
このようにピーターさん国際交流員として三条市のために積極的に活動されています。これからも私たちの知らないことを三条市に広めてほしいです。
(文・志田梨花子さん)