新潟地方気象台は24日午前11時10分、長期間の高温と少雨に関する新潟県気象情報を発表。新潟県内は8月16日ころから高温の状態が、また7月26日ころから少雨の状態が続いており、この状態は、今後2週間程度は持続する見込みで、農作物や水の管理、熱中症などの健康管理などに十分な注意を呼びかけている。
本州付近は7月26日ころから太平洋高気圧に覆われて、晴れて暑い日が多くなっている。8月上旬後半から中旬前半にかけて、前線の影響などで暑さが和らいで雨の降った時期もあったが、8月16日ころからは太平洋高気圧が日本の東海上で強まり、本州付近に張り出したため、県内は残暑が厳しくなっている。
8月に入ってからの雨は一時的で、県内では7月26日ころから少雨の状態が続いている地域が多くなっている。今後2週間ていども本州付近は太平洋高気圧に覆われるため、県内は気温が平年より高く、かなり高くなる可能性がる。少雨の状態を解消するようなまとまった雨の降る可能性は小さく、雨の少ない状態が続く見込みで、農作物や水の管理、熱中症などの健康管理に十分な注意を呼びかけている。
8月16日から8月23日までの平均気温は、三条で28.6度(平年差+2.8度)、相川28.1度(平年差+2.1度)、新潟28.9度(同+2.4度)、高田28.7度(+2.5度)など。7月26日から8月23日までの降水量は三条で51.5ミリ(平年比39%)、相川65.5ミリ(同60%)、新潟23.0ミリ(同19%)、高田69.5ミリ(55%)。