結婚相談グループの会「中村」の中村孝哉代表が少子化対策に役立ててほしいと三条市に15万円を寄付 (2012.8.27)

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三条市西四日町3、結婚相談グループの会「中村」代表の中村孝哉さん(80)が27日、少子化対策に役立ててほしいと三条市に15万円を寄付した。

吉田副市長に善意を包んだ15万円を寄付する結婚相談グループの会「中村」代表の中村孝哉さん
吉田副市長に善意を包んだ15万円を寄付する結婚相談グループの会「中村」代表の中村孝哉さん

午後1時に中村さんが市役所を訪れ、吉田実副市長に善意を包んだのしぶくろを手渡した。

中村さんは、中央商店街にあった老舗のスーパー旧まるよしに45年間、勤務した。店舗の指導などを行っているうちに結婚の仲介を頼まれることがあったのがきっかけで、退職してから県央地域を中心に同業者と情報共有するグループで結婚相談の仕事をしている。

その間、約15年で50組余りがゴールイン。これからも創業時の精神を忘れず、年齢に負けず、さらに頑張っていこうと、ちょうど80歳になった誕生日のこの日、寄付をした。

結婚しない人が増えていることなどについて吉田副市長と歓談する中村さん
結婚しない人が増えていることなどについて吉田副市長と歓談する中村さん

中村さんは、結婚しない人が増えた原因として、産業の衰退、悪政、派遣社員をはじめ職場環境の変化にるよ社内恋愛の減少、世話人の減少などについて話した。男性の積極性の欠如もあり、30歳代半ばくらいからひとり暮らしに慣れ、今さらと思う人や、結婚だけが人生でないと考える人もいる。吉田副市長は「昔は結婚して一人前と言われていたが」と、時代の変化の認識で考えた一致していた。

会員は40歳前後が中心。結婚したい人へのアドバイスとして、「心、タイム、お金」と言い、結婚したいと人にわかってもらえるよう表現すること、遊ぶ時間をもつこと、金は適当に使うことで、会員には「もっと自然体になれとけしかけている」と話していた。中村さんの寄付の使い道は、子育て支援課で検討する。


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