11月にことしも日本金属洋食器工業組合がローカル検定「カトラリー検定」実施、上級の「ソムリエ・クラス」を新設 (2012.8.28)

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昨年の金属洋食器製造100年記念事業でスタートした日本金属洋食器工業組合(田中正勝理事長)主催のカトラリー(金属洋食器)の知識を試すローカル検定「カトラリー検定」の第2回がことしも11月に新潟会場と東京会場で開かれ、今回はそれに加えて上級の「ソムリエ・クラス」を新設する。

日本金属洋食器工業組合がカトラリー検定の実施で記者会見
日本金属洋食器工業組合がカトラリー検定の実施で記者会見

新潟会場は11月11日に燕市吉田産業会館、東京会場は18日に表参道・新潟館ネスパスで開く。カトラリー検定は昨年と同様に公式テキストブックから80%以上の出題で50問、試験時間60分、正解率70%以上で合格。受検料は2,100円、中学生まで1,050円。

ソムリエ・クラスは公式テキストブックから70%以上の出題で60問、試験時間60分、正解率80%以上で合格。受検料は3,150円。カトラリー検定は試験会場に公式テキストブックを持ち込めるが、ソムリエ・クラスは持ち込めない。いずれも受検の申し込み締め切りは10月10日。

第2回カトラリー検定のポスター
第2回カトラリー検定のポスター

昨年、日本金属洋食器工業組合は金属洋食器製造100年記念で1年を通してさまざまな事業に取り組んだ。その集大成として取り組んだのがカトラリー検定。公式テキストブック「なるほどカトラリー」を作成。燕市内で通算4回の検定を行ったほか、要望を受けて東京会場でも行い、433人が受検して98.6%、427人が合格した。

今回は初めから東京会場を計画。昨年は合格者にステンレス製のバッジを贈った。まだ検討中だがソムリエ・クラスの合格者には「自慢できるような」ステンレス製品を贈る考えだ。

組合としてはカトラリー検定を継続したいのはやまやまだが、問題は経費の捻出。今回は約100万円の事業費を見積もっている。

第2回カトラリー検定の受検申込書に記入する鈴木市長
第2回カトラリー検定の受検申込書に記入する鈴木市長

28日午前11時から鈴木力燕市長も同席して市役所で記者家会見を行った。田中理事長は「ことしは『食事は、道具があるからおいしく食べることが出来る。』をキャッチコピーとしました」。

ソムリエ・クラスについては「ワインに精通したソムリエのようにカトラリーに精通し、アドバイスできる人の検定で、燕のカトラリーの良さを伝えていただける人を育てていきたい」、カトラリー検定で「燕産のカトラリーの魅力を再発見、再認識していただいて県内外へ伝統ある産業を広めていきたい」と話した。

山崎修司副理事長はソムリエ・クラスについて「基本的にはカトラリーの良さと人にカトらリーを紹介できるレベルの人が合格する試験内容」で、ソムリエ・クラスの合格者を集めてテーブルマナー講習会を開き、合格者の横のつながりも広げるような催しも検討しているとした。

握手する鈴木市長(左)と日本金属洋食器工業組合の田中理事長
握手する鈴木市長(左)と日本金属洋食器工業組合の田中理事長

鈴木市長もカトラリー検定の継続を願っていると言い、昨年もいちばんに受検を申し込んで1問間違えて98点にとどまり、「非常に悔しい思いをしたので、ぜひリベンジのチャンスをいただきたいと思っていた」が、「今回はソムリエ・クラスというのができたということで」、テキストに載らない問題も出題されるということで、「どうやって勉強したらいいのか、あとでこっそり教えてほしい」と笑った。

「カトラリーが大勢の方々から愛され、燕の産業の活性化につながっていければ」、そして「燕もん」のように「レストランへ行って(スプーンやフォークを)裏返すことが増えることを願う」と話し、さっそくその場でソムリエ・クラスの受検申込書に記入し、田中理事長と握手した。

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