2008年に三条市を訪れている佐賀県武雄市の国内最高齢の音楽ユニット「GABBA」が27日、体力の限界などを理由に解散、2007年1月の結成から5年半余りの活動に終止符を打った。
「GABBA」は、小説でテレビ化もされた『佐賀のがばいばあちゃん』にちなみ、武雄市の樋渡啓祐市長が市のボランティア観光宣伝隊として結成させ、中国でも公演している。三条市の国定勇人市長と樋渡市長が総務省出身で親しいこともあり、2008年7月に三条市中央公民館で開かれた「夢ちいき県央塾」などに「GABBA」が出演している。
解散した27日は、66歳から95歳までのメンバー8人のうち7人が武雄市役所でラストステージを披露した。樋渡市長はブログ「武雄市長物語」でそのことを書いた。タイトルは「ふつうのおばあさんに戻ります」。ステージの最後でメンバーが床にマイクを置く場面の写真も掲載した。
「山あり谷あり、本当にお疲れ様でした。そして、ありがとうございました!」とメンバーに感謝し、国定市長の名前も挙げて感謝の気持ちを表している。