三条市の国定勇人市長は29日、9月定例会の議案概要説明会に続いて記者会見を開き、建設中の小中一体校(仮称)第一中学校区統合小学校の名前募集などについて話し、翌30日に40歳の誕生日を迎えることについての質問にも答えた。
9月1日から1カ月間で行う「(仮称)第一中学校統合小学校の校名募集」は、平成26年4月に開校する四日町小学校と条南小学校、南小学校を統合して第一中学校との小中一体校の新しい小学校の校名を募集。国定市長は「新しい校名ですので、ぜひ多くの応募を」と呼びかけた。
応募資格は三条市内在住で、1人1点の校名と必要事項を応募用紙などに記入して市役所各庁舎の応募窓口に持参するか、市教育委員会教育総務課宛に郵送か電子メールで応募する。
選考方法は、寄せられた校名を参考に校名等制定委員会で候補を決める。応募数が多い名前に決まる方法ではない。該当者が多ければ抽選になるが、決定された校名に応募した人を表彰する。
記者からの質問はがれきの受け入れに関するものが多かったが、翌30日に国定市長が40歳を迎えることについての質問もあった。「自分が40歳になるとは思ってもいませんでした」と国定市長。市長初当選は全国最年少の34歳だったことを振り返り、40歳は「不惑」と言われるが、「不惑になりきれるか、まったく自信がない状態で明日を迎えますが、今までやってきた市政運営を振り返るいい機会にしたい」と言い、「充実した40代を送りたい」と願った。
とはいえ、年齢の十の位が「4」に変わるのは「非常に抵抗感があるのも事実」で、「ふつうに年を重ねるのとちょっと違う」と複雑な思いも。
このほか、「9月定例市議会議案概要について」、「住民参加型ミニ市場債「ひまわり債」の金利決定!」、「次世代産業創造プロジェクト事業「キックオフセミナー・委託事業公募説明会」を開催」、「特別なあの人のために、世界で1本だけの特別な包丁を作ってみませんか」、「燕三条ものづくりの心に出会うまちあるき〜カレー産業博とのコラボコースも実施〜」、「今年はレゲエの本場“ジャマイカ“からアーティストが来日!!」、「9月10日は「世界自殺予防デー」〜若者をターゲットに健康推進員が自殺予防啓発活動を行います〜」の全8項目について話した。