生命保険見直しや保険相談を手掛ける保険クリニックの募集代理店、株式会社エフピーエム(小林幹扶代表取締役・本社三条市荒町2)は、10月1日から同社の2つのセミナールームを無料で一般開放するのを記念して、9月15日午後3時からそのセミナールームで現役外資系運用会社の幹部を講師に特別無料講演会を開く。
テーマは「危機の終息に備えたポートフォリオの再構築」。日本初の外資系投資会社、インベスコ投信投資顧問株式会社のバイスプレジデント伊藤進さん。アイエヌジー生命保険株式会社教育部部長、モルガン・スタンレー・インベストメント・マネジメント株式会社のバイスプレジデントを経て現在に至る。
今、市場で何が起こっているのか、生の情報を地域に伝える。顧客以外にも「この商品をずっと保有していて良いのか」、「値下がりしているが誰もいつ売るのか教えてくれない」という恐怖にさいなまれている人にとくに受講を呼びかけている。現在の市場環境をわかりやすく解説し、保有中の商品をどうすべきかといった検討に重要な情報を提供する。
株や投資信託には興味があっても、地元で良い情報に接する機会がないと考えている人の受講にも期待。受講者は限定45人で申し込みは電話(0256-35-5117)、FAX(0256-35-5118)、電子メール(ifa@fpm.co.jp)で「9月15日のセミナーに参加希望」と伝える。
同社は今春、それまで間借りしていたオフィスビルを買い取って自社ビルにした。それに伴ってオフィス部分を3階から2階へ移し、3階を会議などに使うセミナールームに充てた。デスクが同じ方向を向いた教室型でプロジェクターを備えた45人収容の「A」、ロの字に並べた液晶テレビのある22人収容の「B」の2つのセミナールームを設けた。
しかし、同社がセミナールームを使う時間はごく限られていることから、それ以外の時間は10月1日から平日の午前9時から午後7時まで、無料で開放することにした。利用者として具体的にはPTAや地域の集まりを想定。利用には予約が必要で、予約は利用日の6カ月前の月の初日から受け付け、利用日の1週間前までには申し込む。
このセミナールーム開設を記念し、PRしようと特別無料講演会を企画したが、それ以降も無料の「お金の学校」知的教育セミナーを毎月、開いていく考え。すでに10月10日に「経営者の得する財務戦略2012」、11月8日に「大増税を控えている相続について学ぶ」をそれぞれテーマに外部講師によるセミナーを開くことが決まっている。
公共施設でも無料の貸し室はめったにない。同社のセミナールームが重宝する団体は多そうだ。嘉瀬一洋専務取締役は「お客さまがあって初めて成り立つ仕事で、地域に生かされている会社ですから」と一般開放は地域への貢献、還元と言う。「こうした取り組みを通して、これからもお客さまのニーズに合わせ、敏感でありたいと思っています」と話している。
また、保険クリニック独自の保険ナビゲーションシステムの愛称「IQ(いっきゅう)」のキャラクター「IQくん」をモチーフにした全国初のデコレーションカーを製作した。車幅が大きく広がり、ルーフの真ん中に突起を施し、フロントが「IQくん」の顔になった大胆な改造。。ドアの開け閉めで音楽も流れるという凝った仕掛けも備える。これも10月1日から町中を走る予定で、あっと驚くインパクトのあるデザインが視線と人気を集めるはずだ。