1、2の2日間、県内を会場に平成24年度第40回全日本社会人ソフトテニス選手権大会が開かれており、初日1日は燕市スポーツパークで一般女子の試合が行われた。
日本ソフトテニス連盟が主催する毎年恒例の社会人を対象にした全国大会。一般の男女、35歳以上の成年男女の4種別あり、いずれもトーナメントで競っている。1日は一般男子が新潟市庭球場、同女子が燕市スポーツパーク、成年男女が長岡市営希望が丘テニス場で競技し、2日は全種別の残り試合を新潟市庭球場で行う。
1日に燕市スポーツパークで行われた一般女子には、25都道府県から108ペアが出場し、ベスト16が決まった。この日は三条で最高気温35.3度を記録する猛暑日。ぴりぴりするような日差しが容赦なく照りつけ、砂入り人工芝のコートでも日差しのはね返りがまぶしいくらいだった。ソフトテニスは屋内での練習も一般的なのか、あまり日焼けしていない選手が多く、暑さとの戦いも勝敗を分ける重要なポイントになっていた。
注目は昨年優勝で2連覇をねらう東芝姫路(兵庫)の杉本瞳・森原可奈ペア。8月11日から15日まで燕市に事前合宿して燕市スポーツパークのコートに慣れており、圧倒的な強さで勝ち進んでいた。
燕市スポーツパークで全日本社会人ソフトテニス選手権大会の試合が行われたのは今回が初めてで、全国規模の大会は6年前の全日本シニアソフトテニス選手権大会以来という。燕ソフトテニス連盟の相場良夫会長は、「うれしいことですね。地元で全日本のチャンピオンを決めるような大会が見られるんですから」と喜ぶ。
ことしは中学校のソフトテニスの北信越大会に燕中学校の女子と燕中等教育学校の男子と女子が県代表で出場している。ことしは燕市スポーツパークがインターハイの練習会場にもなり、「燕市のソフトテニスにとっていい刺激になっていると思います」と相場会長は話していた。