昨年8月1日に今の場所に移転したつばめ福祉会(岡田健一理事長)が運営する燕市仲町、グループホーム仲町(新田容子センター長)は2日、同施設に併設の「つばめの茶の間」で開園1周年を記念して初めての運動会を開き、同ホームの利用者と地域の人たちも含め約50人が参加して運動会に熱中した。
新田センター長は開会の言葉で、「1周年行事で地域の人たちと何かしようと考えました」と運動会を計画したことを話した。高齢者向けの体操「レインボー体操」で体をほぐし、職員が選手宣誓を行って競技開始。紅白に分かれて得点を競った。
天井には昭和の運動会に付きものだった万国旗を下げ、利用者の頭には紅白の鉢巻き。懐かしい運動会の風景を再現した。同ホーム利用者18人はほとんどが参加し、上は91歳の大先輩だ。
皮切りの種目「シーツでワッショイ」は、円になっていすに座り、それぞれがシーツの端を持ってシーツに20個の風船を載せた。シーツを上下させて先にお手玉すべてをシーツの外に出した方が勝ちで、スタートの合図を待ちきれずにシーツを動かそうとしたり、「こっちがはーえよ!」とアピールしたりと、勝敗にこだわって競技に集中していた。
ほかにも玉入れ、風船リレー、パン食い競争、飴とりゲーム、応援合戦、お玉でリレーを行い、閉会後は茶話会も開いた。